DWIBS検査とは
DWIBS検査では、がん細胞の密度が高いことに着目し、拡散強調画像を全身撮像し、細胞密度が高いものを描出する「がんスクリーニングMRI検査」です。
拡散強調画像とは
通常のMRI検査はT2強調画像、T1強調画像という数種類の撮像を行い診断する精密検査になります。その数種類の中に拡散強調画像と呼ばれるものがあります。拡散強調画像は体の水分子の動き(拡散運動)を画像化するのに特化した撮像方法になります。
図1の正常組織であれば水分子は自由に動けますが、図2のように細胞密度が高いと水分子は自由に動けなくなります。この現象を画像化したものとなります。
図1. 正常組織
図2. 細胞密度が高い
こんな場合はご相談ください TROUBLE
- 負担の少ない検査を受けたい
- PET-CTが受けられない
- 全身を診てほしい
- 短時間で検査してほしい